災害時の廃棄物集積所 候補地の選定進まず
<記事要約>
2019年10月の台風19号で、伊豆の国市では床上・床下浸水が600県以上発生した。被害が深刻だった原木地区は約500平方メートルの原木公民館駐車場を水に浸かった災害廃棄物の集積所に決めた。しかし広さは不十分、駐車場としてはJA伊豆の国原木支店と共有していたため、受け入れも2日間のみだった。さらに分別や人員確保でも混乱があった。これを受けて、伊豆の国市では各地区にあらかじめ集積所候補地を検討するように求めているが、原木地区では条件に合った公共用地が公民館以外になく、候補地の選定が進まない。
同様に浸水被害が大きかった函南町では、各地区の集積所に加えて函南小のグラウンドに集積地を開設。しかしガラスの破片など細かい危険物対策として、廃棄物搬出後にグラウンドの土を入れ替えた。町の担当者は「廃棄物を置いたあとの処理まで見据えた検討が必要」と語る。
台風19号では、伊豆の国市で約800トン、函南町では約500トンの災害廃棄物が出た。
災害廃棄物の集積所をどこにするかって、難しいですよねぇ。家財道具とか大型家電とか運ぶのも一苦労なゴミがまとまって出るから大変。民間の土地だと、補償とかも大変そうですもんね。
環境省でも、災害廃棄物専用の情報発信サイトを設けてるくらい、全国的な課題なんですね。
災害時の写真なんかも充実しているので、いろいろ勉強になります。
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